家を手に入れる② 物件の所有者様

移住したい、早くあの家を手に入れて暮らしていきたいと思う日々。

物件情報を見てはあれやこれやと夢が膨らませてすごす。

 

でも気になる事もあって、

所有者が故人とあって、交渉相手が娘さんと書いてあるんだなぁ。

登録から月日が経ってるし、そのへん整理してあるといいけどなぁ

じつは相続人がたくさん居ます、なんて事だと大変だなぁと、思ってた。

まあすぐに、大丈夫そうだってわかったけど。

 

旦那ちゃんが再度、持ち主様と電話をかけてくれて今度は通じて、

良い感じでお話ができたらしい。

所有者についても相続登記は済んでいる事、

弟さんが居るらしいが名義人は単独になってると。

 

次は1月30日(日)に持ち主様と待ち合わせして、

もう一度家を見せてもらい、権利関係の書類も確認させてもらえることになった。

よかったよ〜、とりあえず一安心だわ。

 

家を手に入れる

2022.1.20.

昨日ようやくお手紙が届いた。

 

出会ったあの古民家は空家バンク登録のお家。

サポートセンターては案内はしてくれるが、その後の交渉や契約など個人間で行なってくださいというもの。

持ち主の方の情報はお手紙で送ってくれるという事、片田舎から来る手紙は日数もかかるのか、やきもきしながら届くのを待った。

サポートセンターが月火曜日とお休みで、あけて水曜日に旦那ちゃんがサポートセンター送ったお礼のメールに返信が来たようで、

(持ち主様も喜んでいるらしい)ことが伺えて少しホッとした。

 

そして、その日にお手紙は届いた。

夕方、旦那ちゃんが持ち主様へ電話を掛けてくれたって。でも繋がらず。

夜も遅いのでまた明日、、

漁港町の古民家

2022.1.15

漁港町の古民家

 

リアス式海岸で見渡せば山ばかり。

漁港からせり上がるように家々が並んでいて

その中の一つの古民家に案内してもらった。

 

家を見せてもらって直ぐに、

「あぁここに住みたい」と思ってしまった。

 

港に車を止めて狭い路地に入り、

角々まがり、目の前に現れた石積みの階段

玄関を開けてすぐに表れたイグアナみたいな爬虫類(剥製ね)には驚いたけど(笑)

空き家な訳で経年劣化もあるだろうし、ある程度の傷みは仕方ないと思っていた。

「このまま今すぐにでも住めるのでは?」と思うほとだった。

木造の二階建て。瓦屋根。

土地はそれほど広くはないが、石積された敷地は目線が高く解放感がある。

(残念ながら海は見えない(笑)。)

金木犀の庭。アプローチは玉石を埋め込んだ小径。

純和風かな?準和風かも?

 

家はしっかりした作り。

玄関のイグアナちゃんの向こうの壁は丸く繰り抜かれ竹の造作が施されていた。

冬だったからね、この部屋は風通し良すぎて寝室とか無理かな、とか思ったり。

漆喰の内壁、「緑がかったてるのは草を混ぜた漆喰だから」って。

その重厚さに感動したね。

低くなっている天井部分は木を組んだような造作で良いなぁとこちらも気に入った。

2階は3部屋。広いベランダ、手前の洋室は不思議な趣向の部屋だったかな。

 

設備が良い。オール電化エコキュート、広々キッチン、伸び伸び出来そうなお風呂。

漁港近くならではなのか、外流しが便利そう。納屋もあったか?

なんだかこれでもかと思うほど、作り込まれていてぼんやりしか覚えていない部分もあるな。

(もちろん使っていなかった家なので正常に動くのか、修理が必要かはわからない。)

 

全部ひっくるめて素晴らしい! ここに住みたい!と思ったのよ。

 

と言うことで即交渉に入りたい旨を申し出たわけさ。